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熊野古道 小辺路トレッキング (2022/11/4 前半)

本記事は移転しました。

約5秒後にリダイレクトします。

2022/11/3~11/5に行った熊野古道 小辺路トレッキングの11/4前半でございます。

風の音が結構してたり、かなり早くから人の通過が結構あり、あまり落ち着いて寝れませんでした。といいながら5:30になってました。

1日目に目標としていた三浦峠又は三浦口にたどり着けなかったので2日目はちょっとハードに攻めないとその日のうちに本宮に到着するのは難しくなってきます。

というか、この時点で内心2泊になるかな、とかなり弱気モードになっていました。

この先のルートには西中~十津川温泉の7.3kmのロードがあります。

元気であれば走っても良かったのですが、既に元気なく(苦笑)昨日の高野龍神スカイラインで結構消耗したことが頭をよぎり、予定ではバスにのることを考えてました。

しかしバスは7:16,10:07,14:01の3本しかなく、その日のうちに本宮を目指すのであれば、7:16に乗るのが理想ですが既に6時前なのでそれは無理でも、次の10:07に乗れないとちょっと苦しくなるな、とか考えながら出発の準備をダラダラとして、結局6:30頃出発しました。

2日目(11/4) 午前の行程

上西家跡から水ヶ元茶屋跡

昨日は既に薄暗くなっていたのもあって、それほど見なかったのですが、出発前に改めてテントを張った場所を見ると結構広い空間でした。

意外と広い場所でした。

およそ30分程度で水ヶ元茶屋跡につきました。

弘法大師像があります。

事前情報では水場があるらしいのですが、像の後ろにあるそれらしいところは今回見たところ枯れてました。

これとは別のところなのかもしれませんね。まだ水は十分あるので場所を確認せず先に進むことにしました。

弘法大師像(写真左)。奥に見えるのが湧き水らしいですが枯れてました(写真右)
水ヶ元茶屋跡から待平屋敷跡

いいトレイルが続きますが、やや狭くほぼシングルトラックですね。

気持ちいいトレイルですが、シングルトラックで寝ぼけた足取りだと危なっかしいです。

寝ている最中に数組が熊鈴とライトと共に通過するのがわかっていましたが、この辺りまでに2組のハイカーを追い越し、割といいペースで進みました。

順調に進みます。
伯母子岳登山口から三浦口

伯母子岳登山口には7:40ごろ着きました。ここから三浦口までは若干川沿いのロードを進みます。

川沿いのロードを進んですきます。早朝ってこともあって気持ちがいい。

その間に綺麗な公衆トイレがあり、顔を洗ったり水を補給したりとちょっと休憩してダラダラしてしまいました。

ロードを進むと途中に綺麗な公衆トイレがあります。右の写真はその向いの(廃)建物。

三浦峠への入口までは古道というよりは普通の道をすすみます。

ほぼ民家の私有地では?という方向に案内板の矢印が示されているので、その通りに進みます。

私有地を通過するような感じで進みます。

コンクリートの柱でできた一見するとつり橋の様な舟渡橋を渡ると三浦峠への登りが始まります。

橋を渡って漸く三浦峠に入ってゆきます。
三浦口から吉村家跡防風林

有名な手書きの張り紙に見送られながら、これまた有名な景観を見ながら峠に向います。

有名な手書きの張り紙に励まされて、有名な登り道にさし掛かります

如何にも古道という感じの道を進んで行くと30分ぐらいで、立派な独特な枝ぶりの吉村家跡防風林が見えてきます。

これぞ熊野古道、という石畳の道を上ってゆくと立派な木が見えてきます。

先行していた、かなりハイな2人組の方が楽しそうに写真を撮っておられたので、邪魔したら悪いかな、と思い暫し手前で休憩して待つことにしました。

しばらく待っていると移動し始めたようなので、こちらもぼちぼちと登りはじめました。

間近で見ると本当に圧倒されますね。

今回の山行で見たかったものの1つなので大変満足できました。

吉村家跡防風林。神木かと思わせる風体に圧倒されました。
吉村家跡防風林から三十丁の水

さらに進むと今度は名水と名高い三十丁の水があります。

さらに進むと三十丁の水があります。

ちょろちょろという感じでしたが、水筒に汲むには十分な量が出ていたので、補給することにしました。

ついでに折り畳みカップで何杯も飲みましたがこういう水は本当においしく感じますね。

実際おいしいんですけど。

あとで聞いた話ですが、この時(2022/11)例年に比べると結構少な目だった(枯れていた)そうです。

三十丁の水。この時は水量はやや少な目でしたが、たしかに名水でした。
三十丁の水から三浦峠

おいしい水補給がてら十分に休憩もできたので先へ進みます。

ここからは黙々と登りを進みますが、登りになるとワタシは極端にペースが落ちます。

かなりのダラダラペースになってしまい、峠までに意外と時間がかかってしまいました。

路としては快適ですが、登りが苦手なワタシのペースはかなり遅めで進みます。

頂上には東屋や簡易トイレが接地されてましたが、先客(おそらく吉村家跡防風林にいた方たち)がおられたのと、特にトイレに用はなかったので、そのまま先に進みました。

峠の頂上に到着も、そのまま通過して先に進みました。

この時点で10:35。

西中からバスに乗る場合、次は14:01になりますが、このままゆっくり目で進んでも西中には2時間程度なのでかなり中途半端な時間に到着することになります。

などと、いろいろ考えながらの峠下りとなりました。

三浦峠から矢倉観音堂

西中バス停までの下りにはいろいろみるポイントがありますが、その中で一番有名なのは矢倉観音堂だと思います。

矢倉観音堂までにも観光ポイントは点在しています。

そこに着くまでに、(何時どこから来たんでしょう?)というグループというかツアーの様な10名程度の列を、ちょっとすみません、と言いつつ追い抜きました。

古道といっても世界遺産だけあってやっぱり観光名所なんだな、と思いました。

矢倉観音堂はこじんまりとしてますが、狭いながら休憩できる場所が設けてあったりして、ご利益を求めて来られる方も多いのかなと思いました。

ワタシも手を合わせてちょっと休憩して先に進みました。

矢倉観音堂。こじんまりとしたところでしたが、ご利益ありそうな雰囲気の場所でした。
矢倉観音堂から西中バス停

下り終えるとバス停までロードになります。

ロードを歩いていると、先行していた若い男性が道を確認しているところに出会いました。

書いてませんでしたが、初日の丁石に向かう下りで追い抜いた覚えがあるバックパックを背負っていたので、その方だろうと思いました。

いろいろ話を伺うと、やはりそうだったようです。

昨日は伯母子峠の小屋で止まったそうで、どうやらワタシは寝ている最中に追い抜かれたようです。

で、いろいろ話しながら歩きだすと、また登ってしまって道を間違えたりして時間をロスしてしまいましたが、ここから十津川温泉へは時間的にバスを待つよりは歩いていく方が早いということになり、しばらくご一緒することになりました。

単独で8km弱はちょっときついですが、2人だとそれなりに乗り切れるのではないかと思いました。

この時点で、この先どこかで2泊目確定だな、と内心思いました。

何方かのお宅の軒先を通過するように通り過ぎ、ロードに出れば西中バス停になります。

2日目(11/4) 午前のまとめ

 6:30 上西家跡

 6:52 水ヶ元茶屋跡

 7:26 待平屋敷跡

 7:47 伯母子岳登山口

 8:13 三浦口

 8:42 吉村家跡防風林

 9:35 三十丁の水

 10:35 三浦峠

 10:49 古矢倉跡

 11:02 出店跡

 11:51 矢倉観音堂

 12:44 西中バス停

 距離 18.7km
 所要時間(休憩込み)約352分
 平均ペース18.8分/km

予定より(また)ゆっくり目。

この時点で2泊がほぼ確定してました。

初日のルートは道そのものが観光名所だったこともあり黙々と進むことが可能(それでもいろいろきょろきょろしましたけど)でしたが、2日目ルートは観光名所的な場所が多く存在したことも時間を要した原因かなと思っています(言い訳)。

でもここまででそういうこと言っていると、これから先どうなるの?というぐらい、この先は名所が目白押しなんですけどね。

 

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